豊胸術(手術):豆知識まめ++(8)

バストアップ・豊胸術(手術):イメージ画像


豊胸術(手術)の歴史

豊胸術は意外と早くから行われていて、約100年の歴史があります。
1859年にレクサー医師が患者の脂肪を集めて塊として胸に埋め込んだそうです。

結果としては埋め込んだ後の傷口が汚くなってしまったり、
化膿したりしてしまい、脂肪がほとんど吸収されてしまったそうです。
異物を挿入するというアプローチを行って脚光を浴びたのはドイツ人医師ゲルズニーです。

彼は人工的に合成されたパラフィンを注射で入れ込むことによって胸を
大きくしようとしました。
これも最初は良かったのですが、後で皮膚から染み出して固くなったり、
表面がでこぼこになってしまい、一時期とても流行ったのですが、失敗でした。
次に登場したのが、シリコンをゼリー状にして入れる方法です。

これも、シリコンが皮膚から染み出して変色したり、組織が変性や炎症を
起こしてしまいました。
患者は微熱、筋肉痛、関節炎や膠原病に似た症状を訴えました。

その後、シリコン製のプロテーゼにシリコンジェルを挿入するタイプが
人気になりました。こちらも、染み出さなければ問題はないですが、
染み出してしまい、ジェルを直接挿入した場合と同じ問題が起き、
結果としてアメリカで使用禁止になりました。

現在は、漏れても安全な生理食塩水バッグやさらに改良が加えられた、
外に漏れないシリコンジェルバッグが出回っています。

 

シリコンについて

現在プロテーゼを挿入するタイプの手術では、
シリコン製のバッグに何かをつめた形のプロテーゼが使用されています。

このシリコン、人口血管、心臓の人口弁をはじめとした500以上の医療製品に
使われています。
人間の体内に入れたときに分解されたり、変質したりしにくいため、
長期間安全に体内に入れておける合成高分子材料といわれています。

なぜ、シリコンに問題が起こって使用禁止にまでなったのか
疑問に思う人もいるでしょう。

固形のものは問題ありません。

体内にゼリー状になったものが漏れた場合が問題なのです。
ですから、現在のプロテーゼには容器として固形のシリコンが使われていますが、
問題になるのは内部にシリコンが使われている場合のみになります。

生理食塩水やハイドロジェルバッグにもそれぞれ問題点がありますが、
容器はシリコンでも、シリコンの危険性を考える必要はまずありません。

現在、シリコンの入ったプロテーゼとしてコヒーシブシリコンバッグがあります。
新しい素材は危険性が未知数な部分もあるので、病院によっては安全性に問題が
発生した場合は、低料金で安全なプロテーゼと入れ替える保証を付けるところも
あります。

 

脂肪について

脂肪注入法ではたくさんの脂肪を注入しますが、脂肪とはどんなものなのでしょうか。
人間の体についた脂肪細胞は成人で約250~300億個です。

ただ、肥満体質の人はこれ以上あるといわれています。

多いか少ないかというのは成長期の終わる時期までに決まるそうです。
成長期が終わるまでには3回急激に脂肪細胞が増える時期があるそうです。

一度は母の胎内の中(特に生まれる3ヶ月前)、生後の一年間、
そして最後が思春期の初期です。この時期に増えてしまうと大変です。

ダイエットとは、一つ一つの脂肪が痩せることで、細胞の数が減ることではありません。
残念ながら、細胞の数は一生変わらないのです。

ですから、脂肪細胞を吸引するのは論理的に一番効果のある方法であるとは言えると思います。

 

癌について

豊胸術を考えたとき、多くの人が心配するのは癌のことではないでしょうか。

昔、物質を注入する豊胸手術をした人の場合、
その材料と発がんの因果関係は明らかになっていません。
免疫学的にも一般の人と発生率の差はないという報告もあります。
ですから、豊胸をしたから乳がんが発生すると心配しすぎることはありません。

また、脂肪注入法を受けた場合に多くの脂肪が一度に注入されると、
しこりや石灰化による脂肪の塊が体内に存在することになります。
それが、ある年齢になると、癌ではないかと気にする人もいます。

物質を注入したにしろ、脂肪を注入したにしろ(しこりなどがなければ問題ないですが)、
触診や超音波検査、レントゲン検査などの各種検査がしづらくなるという状況は否めません。
がんの早期発見にはあまりいい手術ではないといえるでしょう。

若いうちに豊胸術をすると、その当時はあまり関係ないものですから、
がんの危険性がある年代になって不安になる人もいるでしょう。

その場合の解決法としては、注入した物質やしこりを取り除く手段があります。

 

乳腺と授乳

バストの10%は乳腺です。
残りの90%は脂肪ですが、その量は乳腺の発達具合で決まります。
もともとバストは授乳するための器官で、乳腺は母乳を作り、
乳管はそれを乳首に送る機能を持っています。
出産のときは女性ホルモンによってこの部分が刺激され、
活発になるので胸が張ったりします。

そこからもわかるとおり、
乳腺の発達には女性ホルモンが充分に分泌されている必要があります。
ですから、先天的に乳腺が少ない人、思春期に女性ホルモンが
あまり分泌されなかった人は胸が小さくなる傾向にあります。

豊胸術を考えたとき、授乳に支障が出ないか気にする人がいます。
プロテーゼを挿入する豊胸手術を受ける場合は、
プロテーゼを入れる場所により大胸筋下法と乳腺下法がありますが、
大胸筋下法でバスト下を切開する方法と乳輪をカットする乳腺下法は
乳腺・乳管を傷つける可能性があるので注意が必要です。

基本的に大胸筋下法で腋から入れるタイプでしたら問題ないでしょう。
乳腺の組織の外にプロテーゼを入れるので、乳腺を破壊はしません。
また、乳腺の正常の生理機能に影響することもありません。

 

たるみ

胸の大きさは乳腺の発達具合によって決まります。
乳腺の発達は女性ホルモンの分泌量によって決まります。

だれでも出産すると胸が大きくなりますが、
それは出産すると女性ホルモンが通常の数十倍分泌されるからです。
問題は、授乳が終わったときです。

役目が終わってしまったとき、乳腺が退化し、急激にしぼんでいきます。
そうすると、外の皮膚が対応しきれずにたるみが発生してしまいます。
何人か子供を生むと、このサイクルを何度かやっていることになります。
そうすると、たるみが進行していくのです。

同じようなことは授乳をしなくても、ダイエットによっても起こります。
このようなことが起こるたび、バストは急激に大きくなったり、
しぼんだりを繰り返し皮膚は伸びきってしまいます。
結果として、老化が早まり、たるみが発生してしまいます。


レントゲンについて

脂肪注入は、自分の脂肪を注入するだけですので、
レントゲンに写ることはありません。
それは、sub-Qというヒアルロン酸の場合も同じです。

ただ、レントゲンに全く写らないプロテーゼはないそうです。
残念ながら広告では写らないといっている病院もありますが、
実際には無理なようです。
もちろん素材によって写り難いものというのはあります。

現在一番写りにくいのはCMCといわれています。
どのように写るかというと、うっすらと円形に見えます。
異常と診断されることはありませんが、専門家にはなんだかわかります。

ですから、会社の健康診断などでわざわざ医師に手術のことを言わなくても大丈夫でしょう。
ちなみに医師には守秘義務があるので、職場にわかってしまうことはないでしょう。

 

コンピューターシミュレーション

最近は美容外科の現場でもコンピューターが活躍しています。
例えば、カウンセリングの時にはバストがどれくらいになるか、
シミュレーションができるのです。

美容外科によっては、HP上でも簡単なシュミレーションができます。
人によって同じ大きさでも感じることが違うので、
実際に目でどうなるか確かめるのは医師にイメージを伝えるうえでとても
有効なツールです。

言葉だけだとどうしてもあいまいになってしまいます。
「少し大きく」とか「とっても大きく」と希望したとしても、
その言葉の指すところが医師と本人とで食い違うと手術は不成功に終わってしまいます。
そのようなイメージのずれを解消するために、コンピューターのシミュレーションはとてもよいものです。
ただし、シミュレーションはシミュレーションです。

大雑把な概要をつかむためのものと思ってください。

コンピューターには皮膚の弾性、危険性、経験則といった手術で一番重要な部分は
入っていません。実際の仕上がりがシュミレーションどおりかというとそうとは
限らないということです。

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